井上陣営 来年大みそかに一翔と統一戦プラン
日本最速6戦目で王座を奪取したWBC世界ライトフライ級王者の井上尚弥(21=大橋)が横浜市内でジムワークを再開した。
21歳の誕生日だった10日には友人とディズニーシーに行くなど、6日の試合後は「ゆっくりできました」とリフレッシュできた様子だ。最速記録を塗り替えられた井岡一翔からは将来の井上との対戦を「楽しみにしている」とラブコールを送られた。井上も「今は階級が違うけれど、同じ土俵になったらやれたらいい」と意欲十分。5月7日の井岡の試合も「時間があれば行きたい」と視察にも前向きだ。
井岡はTBS、井上はフジテレビが放送しており、テレビ局の壁があるが、大橋秀行会長は「戦わなければいけない。井岡一法会長はファンのことを考えてる。時期がくれば、パパッと決まるんじゃないか」と夢対決の実現に自信。井上がフライ級に転級して2階級制覇をした後に「王者同士で統一戦が理想。来年の大みそかかな」と具体的なプランも口にした。井上の次戦は9月頃を予定し、防衛戦になるか階級を上げるかは未定。怪物の夢は広がるばかりだ。
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