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王座奪回へスタミナ勝負 河野堂々「KOで勝ちます」

[ 2014年3月26日 05:30 ]

フォトセッションでポーズを決めるデンカオセーン・カオウィチット(左)と河野

WBA世界スーパーフライ級王座決定戦 同級2位 河野公平―暫定王者 デンカオセーン・カオウィチット

(3月26日 後楽園ホール)
 調印式と前日計量が都内で行われ、河野公平はリミットの52・1キロ、デンカオセーンは51・6キロで、ともに一発でクリアした。計量後にエナジードリンクを一気に飲み干した河野は気合たっぷりに「激しい打ち合いになる。逃げるつもりはない」と打ち合いを予告。そして「KOで勝ちます」と堂々と宣言した。

 「後半より多く手数を出した方が勝つ」と踏んでいる。デンカオセーンは37歳でスタミナ面に不安を抱える一方、高校まで陸上部の河野はスタミナが武器な上に、今回は10ラウンド以上のスパーリングを5回もこなして準備してきた。デンカオセーンは日本人相手に5勝1敗1分けで「日本人キラー」と呼ばれるが、河野もタイ人相手に5勝4KO。後半勝負で王座返り咲きを狙う33歳は「相性はいい。自信は100%」と言い切った。

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2014年3月26日のニュース