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金子 憧れの「畑山さんの前で」内山倒す!

[ 2013年12月28日 05:30 ]

ミット打ちを行う金子

WBA世界スーパーフェザー級タイトルマッチ 王者・内山高志―同級4位・金子大樹

(12月31日 東京・大田区総合体育館)
 世界初挑戦する金子大樹(25=横浜光)が横浜市内で練習を公開した。

 スパーリングは1ラウンドだけだったが、11月5日から約1カ月間の米ロサンゼルス合宿を含めて150~160ラウンドを消化。「ロシアやメキシコの選手ともスパーした。パンチの打ち方や体重移動、体の使い方と今まで聞いたことがないアドバイスももらった」という。V8に臨む内山高志(34=ワタナベ)との試合を「互いにストレート系のパンチが多いので、その駆け引き勝負になる」と予想。「歴史を変える。大みそかから金子大樹の歴史をつくりたい」と意気込んだ。

 愛知・田原中では陸上砲丸投げで県大会出場も、ボクサーを志して16歳で上京。憧れだった世界2階級制覇王者・畑山隆則が所属した横浜光ジムに入門し、日本王者となった。今回テレビ解説を務めるのは、金子が狙うWBAスーパーフェザー級のベルトをかつて保持していた畑山氏。「やる気になります。畑山さんの前で、同じベルトをジムに取り戻したい」。横浜光ジムが生んだ最初の世界王者に、4人目の王者誕生を見届けてもらう。

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2013年12月28日のニュース