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JBCの“亀田聴取”に北村弁護士、興毅社長は欠席

[ 2013年12月18日 05:30 ]

 IBF・WBA世界スーパーフライ級王座統一戦で、試合後にIBF王座に関する見解が覆り、IBF王者の亀田大毅(亀田)が負けて王座保持となった問題で、日本ボクシングコミッション(JBC)は17日、都内で興行主でもある亀田側から事情聴取を行った。

 亀田ジムの吉井慎次会長、嶋聡マネジャー、「行列のできる法律相談所」でおなじみの北村晴男弁護士が出席し、亀田プロモーション社長を務める前WBA世界バンタム級王者の亀田興毅は欠席した。JBCも弁護士同席の上で聴取を実施し、森田健事務局長は「こちらから質問して、向こうの意見を聞いた。認識の食い違いがあるので、これから精査したい」と説明した。具体的な聴取の内容については両者ともに語らなかった。

 JBCは9日の倫理委員会で「虚偽の事実を並べ、事実を歪曲(わいきょく)しようとしている人物がいる」とし、亀田ジムに対し厳罰に処す可能性を示唆。今後は再度IBFや関係者から事実確認し、処分を科すための資格審査委員会を開催するか否か決める方針だ。

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2013年12月18日のニュース