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八重樫 計量“圧勝”相手ソーサはパンツ脱いで…

[ 2013年12月6日 05:30 ]

計量をパスした八重樫

WBC世界フライ級タイトルマッチ 八重樫東VSエドガル・ソーサ

(12月6日 東京・両国国技館)
 前日計量が5日、東京都内で行われた。2度目の防衛戦のWBC世界フライ級王者の八重樫東(30=大橋)は50・6キロ、挑戦者で同級1位のエドガル・ソーサ(34=メキシコ)はリミットの50・8キロだった。

 定刻15分前。ホテルの計量会場に姿を現した挑戦者ソーサが、いきなりパンツを脱いだ。予備計量はリミットの50・8キロを若干オーバー。慌てて自分の部屋に戻り、ウエットスーツを着てシャドーを繰り返した。2分遅れで会場に現れ、再び全裸になり慎重に計量台へ上がるとリミットぴったり。「最初の敵、はかりを倒してとても満足。あすはクレバーかつテクニカルな試合でたくさんパンチを出したい」とホッとした表情を見せた。

 一方の王者・八重樫は筋力アップにもかかわらず200グラムアンダーで余裕のパス。朝はリミットだったが「横浜からの移動で落ちてしまった」そうで、対照的な前日計量を「僕はちょっとずつ落とすけど、ソーサはガッと落とすタイプ。減量がきついわけじゃないと思う」と説明した。計量後はジャムを塗ったパンを口にして糖分補給。「警戒するのは左ボディー、フック。右も強いけど回転力がある」と話した。

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2013年12月6日のニュース