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高山 4年ぶり“ホーム”で試合!12・3国内世界戦

[ 2013年10月31日 06:00 ]

初防衛戦が決まり、ポーズをとるIBFミニマム級王者の高山勝成

IBF世界ミニマム級タイトルマッチ 王者 高山勝成―同級6位 ビルヒリオ・シルバノ

(12月3日 大阪・ボディメーカーコロシアム)
 国際ボクシング連盟(IBF)ミニマム級チャンピオンの高山勝成(30=仲里)が12月3日に大阪市のボディメーカーコロシアムで同級6位のビルヒリオ・シルバノ(23=フィリピン)と初防衛戦を行うことが決まった。所属ジムが30日に発表した。

 赤いIBFの世界ベルトを前に置き、会見した高山は「この4年間、海外でキャリアを積んで強くなったつもり。高山が一番良かったと言ってもらえるファイトをしたい」と自信満々に言い切った。

 国内での試合は09年7月のWBA世界ミニマム級タイトル戦(神戸)でローマン・ゴンザレス(ニカラグア)に判定負けして以来、約4年5カ月ぶり。同年11月に高山は日本ボクシングコミッション(JBC)に引退届を提出、海外を拠点に当時JBC未加盟のIBF王座に挑んだ。

 今年3月に念願の王座を獲得。4月にJBCがIBFに加盟し、高山は6月に仲里ジムに所属してJBC傘下へ復帰。国内での防衛戦が実現した。相手は23歳の左ファイター。「チャンスがあれば仕留めたい」とKOを狙う。4年間は敵地での戦いばかり。「ブーイングがない試合で自分がどうなるか楽しみ」と笑った。

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2013年10月31日のニュース