内山高志 目標掲げる「あと３、４年で本当のトップに」
ボクシングのＷＢＡ世界スーパーフェザー級王者の内山高志（３３＝ワタナベ）が２１日、都内で行われた「ナイキ フューエルバンド エスイー」国内発表会にフィギュアスケートの安藤美姫（２５＝新横浜プリンスク）、元陸上選手の為末大氏（３５）とともに登場。「３、４年で本当のトップになりたい」と今後の目標を掲げた。
中学時代はサッカー部に所属し、Ｊリーガーを目指していたという内山。「偶然、家でテレビを見たらボクシングをやっていて、かっこいいなって思った。サッカーはセンスがなくて、ダメだとすぐ諦めましたけど、ボクシングはもっと（センスが）なかった。高校３年間でやめるんだろうなと思ってたけど、そのまま続けていたら、何となくコツとか分かってきた。続いたのは、ただ楽しかったからだけですね」と意外な過去を明かした。
「一対一で戦うので、やられるのが分かるんです。弱いっていうのが嫌で、こいつには勝ちたい、強くなりたいっていうのがモチベーションになった」とボクシングを続けてきた理由について話した内山。世界王者となり「まだまだ敵はいっぱいいますけど、ある程度、結果が出せるところまできた。あとは誰がやってもかなわないと思われるぐらい強くなりたいってだけ」と続けた。
現在３４歳。後の目標については「４０（歳）ぐらいまでやってるかもしれないですけど」と笑いつつ、「自分ではあと３、４年ぐらいで本当のトップになりたい」と力を込めた。
「ナイキ フューエルバンド エスイー」は手首に着けて運動量を計測するリストバンド型デバイス。１１月６日に発売される。バンドを装着して、シャドウなどを行った内山は「大きく動かしたほうが増えるなぁ」。為末氏も「共通して図れる数字はなかったので、すごく面白い」と感想を口にした。
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