宮崎　“メンチ合戦”「ボクシングですけど、ケンカですから」

調印式を終え、ファイティングポーズの（左から）シルベストレ、宮崎亮、井岡一翔、クワンタイ

ダブル世界戦　ＷＢＡ世界ミニマム級王座統一戦 宮崎亮―ヘスス・シルベストレ

（9月11日 大阪・ボディメーカーコロシアム）
　調印式後の撮影で、シルベストレの挑発に宮崎が応戦。“メンチ合戦”は１分近く続き、井岡会長の「もうエエやろ」の一言で視線を外した宮崎は「ボクシングですけど、ケンカですから。負けないですよ」と興奮は収まらなかった。

　苦しかった減量はリミットいっぱいの４７・６キロでクリア。安どが広がり、計量後は控室でバナナを２本、井岡より速いペースで頬張った。「１２ラウンドはやりたくないんで、目標は１ラウンドＫＯです」。極限まで追い込んで挑む一戦。あとは、ため込んだマグマを一気に放出するだけだ。