井岡が９月にＶ２戦、勝てば３階級制覇視野に　宮崎とダブル世界戦

２度目の防衛戦が決まったＷＢＡライトフライ級王者の井岡一翔（左）と同ミニマム級王者の宮崎亮

　ボクシングの井岡ジムは２６日、世界ボクシング協会（ＷＢＡ）ライトフライ級王者の井岡一翔が９月１１日に大阪市のボディメーカーコロシアムで、同級５位のクワンタイ・シスモーゼン（タイ）と２度目の防衛戦を行うと発表した。

　ダブル世界戦として同じく２度目の防衛戦に臨む同ミニマム級王者の宮崎亮は同級暫定王者のヘスス・シルベストレ（メキシコ）と対戦する。

　元ＷＢＡミニマム級王者と拳を交える井岡は大阪市内での会見で「実力の差を見せ、何も相手ができなかったという試合をしたい」と自信をにじませ、この試合後は「３階級制覇を視野に入れている」と話した。宮崎は「最高の体をつくって最高の試合をするだけ」と意気込んだ。