37歳石田 初のKO負け…WBAミドル級王座奪取ならず
ボクシングのWBA世界ミドル級タイトルマッチは30日、モナコのモンテカルロで行われ、挑戦者でWBAスーパーウエルター級元暫定王者の37歳、石田順裕(グリーンツダ)は王者のゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)に3回KOで敗れた。初のKO負けだった。
1回は互角に打ち合ったものの2回に守勢となり、3回に右フックを浴びてダウンした。35戦24勝(9KO)9敗2分けで、ゴロフキンは7度目の防衛成功で26戦全勝(23KO)となった。
石田は日本ボクシングコミッション未公認だったWBOミドル級タイトル挑戦のため、昨年4月に引退届を出した。その後ライセンスの再交付を申請し、ジム復帰が3月15日付で認められた。
▼石田順裕の話 相手が強すぎた。距離の取り方がめちゃくちゃうまかった。訳が分からないうちに終わっていた。逃げるつもりはなかった。リングの中央でやるというのは決めていて、それは実行できた。やるだけのことはやった。(共同)
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