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河野公平“3度目の正直”で新王者!テーパリットにKO勝ち

[ 2012年12月31日 18:16 ]

4回KOで新王者となった河野

 プロボクシングのトリプル世界戦は31日、東京・大田区総合体育館で行われ、WBAスーパーフライ級タイトルマッチでは、挑戦者で同級8位の河野公平(32=ワタナベ)が王者テーパリット・ゴーキャットジム(24=タイ)に4回KO勝ちし、新王者となった。

 「ほとんどの人は僕が負けると思っていただろうから、見返してやろうと思っていた。最初からいこうと決めていた」。河野は序盤、押され気味だったものの、4回に左フックでダウンを奪うと、起き上がったテーパリットに連打を浴びせて再びダウン。なおも立ち上がった相手にラッシュを仕掛けて3度目のダウンを奪って王者を沈めた。

 河野にとって3度目の世界戦。過去2度の世界戦は、名城信男戦が1―2の判定負け、ロハス戦は最終回にダウンを奪いながら判定負けと悔しい結果に終わっていたが「引退を覚悟して」臨んだ3度目の挑戦で、ついに悲願のベルトを獲得。「家族やジムの会長に感謝しかない」と感慨に浸った。

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2012年12月31日のニュース