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西岡 引退明言せず「しかるべき時に言います」

[ 2012年10月16日 06:00 ]

一夜明け会見で照れた表情を見せる西岡

 プロボクシングの4階級制覇王者ノニト・ドネア(29=フィリピン)との王座統一戦で9回TKO負けしたWBC世界スーパーバンタム級名誉王者の西岡利晃(36=帝拳)が14日、米カリフォルニア州マンハッタンビーチ市内のホテルで会見。去就については「今は全く何も考えてない。しかるべき時がきたら僕の口から言います」と態度を保留した。

 試合後に西岡の引退を明言していた帝拳ジムの本田明彦会長(65)も同席し、あらためて引退させる意向を示した。その一方で、「ちゃんとした意味があるならば」と西岡が現役続行を希望した場合は“大義名分”があれば本人の意向を尊重する考えを示した。

 右目を少し腫らした西岡は試合後に6歳の長女・小姫(こひめ)ちゃんに結果を報告。意外にも素っ気ない反応が返ってきたというが「嫁に聞いたら(涙を)我慢してたらしい」と明かした。帰国後は、長女が待つ兵庫県尼崎市内の自宅に駆け付ける予定で「子供とお人形遊びをするかな」と再会を楽しみにしていた。

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2012年10月16日のニュース