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ミルコ4年ぶり日本で判定勝ち「8強に残れて良かった」

[ 2012年10月15日 06:00 ]

ブレイク(右)に左ハイキックを見舞うミルコ

K―1ワールドGPファイナル16 ○ミルコ・クロコップ 判定2―0 ランディ・ブレイク●

(10月14日 両国国技館)
 新生K―1初の日本大会が行われ、4年ぶりに日本で試合を行ったミルコ・クロコップ(38=クロアチア)が判定勝ち。「最後はダウンを奪われてショックだったが、8強に残れて良かった」と笑顔を見せた。

 相手は24戦全勝の25歳ブレイクだったが、序盤から左ハイキックで圧倒。距離を取ろうとする相手を追い込み2R2分29秒に右前蹴りでダウンを奪った。最終R、クリンチからパンチを繰り出し、謝罪しようとしたときに相手の強烈な右ストレートを食らいダウン。それでも「精神的にうろたえたが、試合なので怒ってもしかたない。それよりも勝つことが重要」と動じることなく攻め続けた。

 米期待の新鋭に貫禄を示し、12月26日に米ニューヨークで行われる決勝トーナメントへの出場権を手にした。「自分が次に誰と当たるのかチェックして、それに合わせて練習を再開する」。目指すは初のK―1タイトル。それしか見えていない。

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2012年10月15日のニュース