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判定で圧勝!佐藤洋太が初防衛成功「まだまだ進化できる」

[ 2012年7月8日 15:20 ]

12回を終え、雄たけびを上げる佐藤洋太。奥はシルベスター・ロペス

 ボクシングのWBC世界スーパーフライ級タイトルマッチが8日、神奈川・横浜文化体育館で行われ、王者・佐藤洋太(28=協栄)が指名挑戦者の同級1位シルベスター・ロペス(24=フィリピン)を12回判定3―0で下し、初防衛に成功した。

 序盤は「相手のパンチが強くて、ビビって消極的になってしまった」という佐藤。3回には連打を浴びる場面もあったが、その後は左右のパンチを当てて着実にポイントを稼いだ。ダウンこそ奪えなかったが、有効打をほとんど許さず3―0の完勝。試合後には「リスクを冒さずに勝ちたかったので、これでよかった」と言いながらも、「納得がいかない」と反省の言葉も飛び出した。「まだまだ進化できると思う。次はもっと攻撃的な部分を見せたい」とさらなる成長を誓っていた。

 佐藤の戦績は28戦25勝(12KO)2敗1分けとなった。

 ▼シルベスター・ロペスの話 佐藤は動きが速く、追い掛けられなかった。減量の影響で自分の動きもいつもより遅かった。勝つために一生懸命やったが駄目だった。

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