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内山V5後にリングへ…粟生、統一戦直談判だ

[ 2012年6月29日 06:00 ]

ミット打ちを行う粟生

 プロボクシングのWBC世界スーパーフェザー級王者・粟生隆寛(28=帝拳)が、WBA世界同級王者・内山高志(32=ワタナベ)に王座統一戦の直談判をすることが28日、分かった。この日、内山の5度目の防衛戦(7月16日、埼玉県ウイングハット春日部)で、テレビ中継のゲスト解説を務めることが決まった粟生は「内山さんが勝ったら僕もリングに上がります。統一戦をやりましょうという話になるでしょうね」と、リング上で対戦を持ちかけることを明かした。

 両者はWBAとWBCで同じスーパーフェザー級の世界王者。20日のミニマム級の井岡と八重樫による王座統一戦後には、「やるなら彼(粟生)しかいない」という内山に対し、粟生も「気持ちが盛り上がってきた」と実現への思いを高ぶらせていた。

 契約などの条件があるが、両陣営は次の防衛戦で勝利すれば王座統一戦を行う可能性を示唆しており、内山が防衛に成功したリング上で選手同士が“合意”すれば、世紀の一戦は実現に向けて大きく前進する。

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2012年6月29日のニュース