０―３判定に不満　高山「相手の地元なのでこうなる」

　ボクシングのＩＢＦミニマム級タイトルマッチ１２回戦は３０日、南アフリカのイーストロンドンで行われ、同級１位の挑戦者、高山勝成は王者のヌコシナチ・ジョイ（南アフリカ）に０―３の判定で敗れ、王座奪取を逃した。

　「いいボクサーだったけど、僕の方が闘えていた」と王者の印象を語った高山。「序盤から終盤まで自分が試合を支配していた。勝負に勝って判定に負けた。相手の地元なのでフルラウンドまでいったらこうなる」と判定への不満をあらわにし、今後については「体をゆっくりと休ませたい」と話した。