未払い問題未解決も…新生Ｋ―１　大会開催概要を発表

　新生Ｋ―１は２９日、１２年度の大会開催概要を発表した。昨年末から主催するＦＥＧの負債問題などで延期されてきたが、今回は創始者の石井和義元館長らが中心に設立したＫ―１グローバル・ホールディングス・リミテッドが業務を引き継ぐ形で開催する。

　ヘビー級のＫ―１ワールドＧＰは５月２７日にスペイン・マドリード大会を皮切りに、９月までに各地で予選を実施。１０月にアジアで準決勝戦、１２月に米ニューヨークで決勝戦を行う。また、ミドル級のワールドＭＡＸは決勝戦を１１月にアジアで開催する見通し。主催者は「世界中の最高の会場で、最高の大会を提供して参ります」とコメントするが、ＦＥＧの未払い問題は解決しておらず、先行きは不透明だ。