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内山 4度目の防衛!“ケガの功名”鍛えた左でKO

[ 2011年12月31日 23:16 ]

4度目の防衛に成功しガッツポーズする内山高志

 WBAスーパーフェザー級王座統一戦で正規チャンピオンの内山高志(ワタナベ)は暫定王者ホルヘ・ソリス(メキシコ)と対戦。11回TKOで勝ち、4度目の防衛に成功した。

 内山が3度目の防衛を果たした2011年1月末の世界戦で右手を負傷してからちょうど11カ月。その間、鍛え続けた左の拳がサク烈、強烈な左フックでソリスを沈めた。内山は「(最後の一撃は)これだけで倒そうと思って練習してきたパンチ。(けがの影響で)ずっと左だけで練習してきたことが生きた。暫定王者は嫌だったので、統一できてよかった」と語った。

 内山の戦績は18戦全勝(15KO)。王座奪取から5連続KO勝利で、自らの持つ日本人世界王者の最多記録を更新した。

 ▽ソリスの話 内山はパワーがあり、パンチには目を見張った。非常に尊敬できるボクサーだ。長期のチャンピオンになるだろう。倒れた瞬間は気を失ってしまった。

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