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長谷川穂積の再起戦は中止 スパー中に肋骨骨折

[ 2011年12月12日 20:22 ]

骨折のため再起戦が中止となり、記者会見するボクシングの長谷川穂積

 ボクシングの真正ジムは12日、世界ボクシング評議会(WBC)バンタム級、同フェザー級の2階級を制した長谷川穂積(30)が骨折のため、17日に神戸市内で予定していた再起戦を中止すると発表した。

 長谷川は5日のスパーリング中に肋骨を痛め、その後、骨折で全治1カ月と診断されたという。スーツ姿で記者会見した長谷川は「試合を楽しみにしていたファンに申し訳ない。治ったらできる限り早く試合をしたい」と神妙な面持ちで話した。

 長谷川は10度防衛したWBCバンタム級王座を失った後、昨年11月にフェザー級タイトルを奪取して2階級制覇を達成した。今年4月に王座から陥落したが、8月に現役続行を表明。17日にメキシコ選手と対戦する予定だったノンタイトルのフェザー級10回戦へ向け、調整していた。

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2011年12月12日のニュース