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しずちゃん 強化試合で判定負け…「15点ぐらい」

[ 2011年8月30日 18:37 ]

強化試合で韓国選手と打ち合う「南海キャンディーズ」の山崎静代(右)

 ボクシング女子でロンドン五輪出場を目指す、お笑いコンビ「南海キャンディーズ」の“しずちゃん”こと32歳の山崎静代(よしもとクリエイティブエージェンシー)が30日、日本アマチュアボクシング連盟が東京都内で実施した韓国チームとの強化試合で、2分3ラウンドの実戦を行った。採点は非公表だったが、関係者によると判定負けの内容で、本人も「(100点満点の)15点ぐらい」と肩を落とした。

 相手は約64キロの19歳。山崎は体重で10キロ以上も重いが、劣勢だった。前に出たがリーチの長さを生かし切れず、防御の甘さを突かれた。「動く準備ができる前に相手に中に入られた。(練習の成果を)出したかったが出せなかった」と話した。

 芸能活動も続けながら練習を重ねる。来年3月の全日本女子選手権後に世界選手権代表が決まり、そこで8位に入れば五輪出場資格を得られるという長い道のりに挑む。

 同連盟によると、9月7日から台湾で開かれる国際大会が山崎の初の公式戦となる予定。「まだまだ駄目というのを思い知らされた。試合をさせてもらってよかった」と涙を浮かべながら自らに言い聞かせた。

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2011年8月30日のニュース