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粟生 11・6V2戦もバレロ魂でKO宣言!!

[ 2011年8月23日 06:00 ]

WBC世界スーパーフェザー級王者・粟生隆寛は挑戦者デビス・ボスキエロとの防衛戦で必勝を誓う

WBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチ

(11月6日 代々木第2体育館)
 WBC世界スーパーフェザー級王者の粟生隆寛(27=帝拳)が22日、都内のホテルで会見を開き、デビス・ボスキエロ(30=イタリア)と2度目の防衛戦を行うことを発表した。初防衛成功から4カ月以上がたち、ついに標的が決まった王者は獣のような目つきで「倒れたままでレフェリーの手を振らせます」と初防衛戦のKO劇を再現することを誓った。

 挑戦者は1メートル68の右ボクサーファイターで無敗のイタリア人。帝拳ジムの浜田代表は「無敗という数字を見て分かる通り隙のない選手。テクニック勝負になる」と予想した。

 KO勝利でつかんだ正真正銘の初メーンだ。世界戦で2度メーンを務めたが、テレビではいずれも元2階級制覇王者・長谷川穂積との2元中継でセミファイナル扱いだった。今回は中継でもメーン。「ついに来たって感じです。やっぱりKOで勝つと違いますね」と喜びをかみしめた。

 「バレロのように8割を攻めて残り2を守りに。常に攻めることを意識したい」。理想は27勝27KOで引退し、昨年4月に亡くなった元2階級制覇王者エドウィン・バレロ氏の闘争心だ。KO勝利の意味を知った粟生がついに動きだす。

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2011年8月23日のニュース