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小橋577日ぶり復帰も白星飾れず「自分自身に悔しい」

[ 2011年7月24日 06:00 ]

577日ぶりに復帰した小橋だが、秋山組に敗れる

 ノアの小橋建太(44)が23日、大阪府立体育会館大会のメーンで、両肘の手術から577日ぶりに復帰した。

 GHCヘビー級王者・潮崎豪(29)とのタッグで、盟友の秋山準(41)、斎藤彰俊(年齢不詳)組と対戦。28分9秒の大熱戦を展開しながら復帰戦は飾れなかった。黒星を喫した小橋は「リングに戻ってこられたのはうれしいが、まだまだダメ。自分の思っている10分の1もできなかった」と唇をかんだ。

 09年12月23日の有明大会を最後に離脱し、10年1月に両肘の手術を受けた。長期間のリハビリを経て戻ってきた。大コバシコールの中で登場。斎藤に逆水平チョップを浴びせるたびに大歓声がわき起こった。斎藤にはマシンガンチョップを叩き込み、秋山にもローリング袈裟切りチョップを見舞うなど128発を繰り出した。途中で手術した右腕を狙われたものの、必死の形相でチョップを打ち続けた。花道を引き揚げる際には再びわき上がった「コバシコール」に両手を上げて応えた。

 「もう一度つくり直してやらないとダメ。自分自身に悔しい。一からやり直し」。復帰した鉄人は険しい表情で出直しを誓った。

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