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JBC内紛 安河内氏の降格処分で一応決着

[ 2011年6月29日 06:00 ]

 日本ボクシングコミッション(JBC)は28日、臨時理事会を開き、安河内剛事務局長(50)の問題に関する調査報告書に基づき、同事務局長の降格処分を決めた。

 報告書は不正経理などはなかったとしたが、事務局長として不適切な言動があったと認定。安河内氏は謝罪し、処分を受け入れて理事職の辞任も明言した。これを受け、斎藤慎一専務理事は専務職を辞任し、秋山弘志理事が専務理事に昇格。事務局長代行の森田健氏が事務局長に就任した。

 安河内氏を告発したJBC職員らを支持し、JBCに代わる新統括団体設立を発表していた日本プロボクシング協会の大橋秀行会長は、森田氏の報告を受けて新統括団体設立を撤回。JBC内に異論は残るものの、約2カ月に及んだ内紛は収束に近づいた。

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2011年6月29日のニュース