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ポスト内藤・粉川、ポンサク戦勝って興毅に挑戦だ

[ 2011年5月24日 06:00 ]

スパーリングを行う粉川

 “ポスト内藤大助”の粉川拓也(26=宮田)が、3階級制覇王者でWBA世界バンタム級王者・亀田興毅(24=亀田)に挑戦するプランを進めていることが23日、分かった。

 WBC世界フライ級王者ポンサクレック・ウォンジョンカム(タイ)への世界初挑戦が7月1日にタイで行われるが、王座奪取に成功した場合、興毅が“標的”となる。宮田ジムの宮田博行会長は「兄貴分の内藤が負けたので、弟分の粉川で、もう一度挑戦したい」と明かした。

 WBC世界フライ級王者だった内藤は07年10月、亀田3兄弟の次男・大毅を初防衛戦で下したが、09年11月の6度目の防衛戦で長男・興毅の敵討ちに遭った。それだけに、宮川会長の亀田家に対する雪辱の思いは強い。「ベルト奪取が亀田さんへの切符だと思っている」と話した。

 粉川は「決められた試合をやるだけ。まずは勝たないと」と静かに闘志を燃やした。内藤が4度対戦したポンサクレックを撃破したとき、消えかけていた「因縁の対決」に再び火がつく。

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2011年5月24日のニュース