下田、7月に米で初防衛戦 佐々木は敵地で挑戦
ボクシングの帝拳ジムは16日、所属する2選手の世界戦を発表し、世界ボクシング協会(WBA)スーパーバンタム級チャンピオンの下田昭文が7月9日に米ニュージャージー州アトランティックシティーで、同級1位のリコ・ラモス(米国)と初防衛戦を行うことになった。世界ボクシング評議会(WBC)ライト級12位の佐々木基樹は6月25日にメキシコで、3階級制覇の同級王者ウンベルト・ソト(メキシコ)に挑戦する。
日本人世界王者が米国本土で防衛戦に臨むのは初めてのケース。記者会見した下田は「本場のリングで勝ち名乗りを受けることを考えると興奮する。先手の探り合いになる」と、19戦全勝の相手を迎え撃つリングへの意気込みを語った。
佐々木は2009年にWBAウエルター級王座に挑戦したが、判定で敗れた。35歳7カ月での世界王座奪取なら日本男子選手で史上最年長となる。「相手はすべて一流で穴がない。真っ向からいくしかない。過去の経験が生きてくると思う」と話した。
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