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柔道・秋山、サッカーの李忠成も…2カ国の代表で活躍

[ 2011年4月19日 09:02 ]

 ◇日本を含む2カ国の代表で活躍した主な選手

 ☆フィギュアスケート 92年アルベールビル五輪ペア14位、94年リレハンメル五輪女子シングル18位の井上怜奈は05年に米国市民権を取得。06年トリノ五輪に、のちに結婚するボールドウィンとのペアで出場して7位となった。また、ペアで01年世界ジュニア銀メダルを獲得した川口悠子は09年にロシア国籍を取得し、10年バンクーバー五輪で4位となった。

 ☆バレーボール 米国生まれで6歳から日本で育ったヨーコ・ゼッターランド(堀江陽子)は87年世界ジュニア4位、同年ユニバーシアード10位。早大卒業後に米国籍を選択し、米国代表として92年バルセロナ五輪銅メダル獲得、96年アトランタ五輪7位。

 ☆サッカー 李忠成は在日韓国人4世として東京で生まれ育ち、04年にU―19韓国代表候補の合宿などに参加したが、07年に日本国籍を取得。08年北京五輪に出場。今年1月のアジア杯で代表デビューし、決勝のオーストラリア戦で決勝点となる代表初ゴールを決めた。

 ☆柔道 秋山成勲は在日韓国人4世として大阪で生まれ育ち、近大卒業後は韓国へ渡って韓国代表で01年東アジア大会81キロ級優勝。01年9月に日本国籍を取得し、02年釜山アジア大会で優勝、03年世界選手権にも出場した。

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2011年4月19日のニュース