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西岡 スピードで7センチ差問題にせず!

[ 2011年4月6日 06:00 ]

予備検診を終え、ポーズを取る西岡(左)とムニョス

トリプル世界戦 WBC世界スーパーバンタム級

(4月8日 神戸ワールド記念ホール)
 プロボクシングのトリプル世界戦の予備検診が5日、神戸市内で行われ、6選手いずれも異常なしと診断された。

 6度目の防衛戦に挑むWBC世界スーパーバンタム級王者・西岡利晃(34=帝拳)は、相手とのリーチ差が7センチもあることが分かった。リーチが1メートル74の西岡に対し、マウリシオ・ムニョス(25=アルゼンチン)は1メートル81。だが、西岡は「スパーリングでもリーチのある選手とやっていたので問題ない」と意に介さず。葛西トレーナーも「相手がひと呼吸している間に(西岡は)“半呼吸”のタイミングで内側に入る」と王者のスピードがあれば7センチ差は問題ではないとの見解を示した。

 兵庫県加古川市出身の西岡は「久々の関西でワクワクします。ファンに素晴らしい試合をお見せします」と地元で2試合ぶりのKO勝利を果たすことを誓った。

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2011年4月6日のニュース