疲れ見せない井岡「ここからがボクシング人生の始まり」

ＷＢＣミニマム級の王座獲得から一夜明け、記者会見する井岡一翔

　ＷＢＣ世界ミニマム級で新王者となった井岡。１２日の一夜明け会見でも疲れた様子を見せることはなかった。

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　―日本選手最短の７戦目で世界王座を奪取したが。

　「一番の目標に頑張ってきたので塗り替えられて良かった」

　―あらためて感じる勝因は。

　「ジム陣営が全力でサポートしてくれたこと。毎日の努力が試合に出たこと」

　―アマチュアで経験豊富だが、世界戦のリングは違ったか。

　「独特の雰囲気があったけれど楽しめて、いい緊張感で良かった」

　―父の一法さんから試合後にかけられた言葉は。

　「百点満点という言葉をもらって、初めて褒めてもらった」

　―疲れはあるか。

　「全くない。１週間ぐらい空けて動きだす」

　―すぐに王座返上するのか、初防衛戦となるのか。

　「死に物狂いで取ったベルトなので簡単には手放したくない」

　―今後の抱負は。

　「ここからがボクシング人生の始まりと思っている。防衛戦に向けて常に向上心を持って頑張っていく」