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辰吉も驚き「KOした左は見えんかった」

[ 2011年2月12日 06:00 ]

WBC世界ミニマム級タイトルマッチ12回戦

(2月11日 神戸ワールド記念ホール)
 デビュー8戦目でWBC世界バンタム級王座を獲得した辰吉丈一郎(40)は井岡戦をテレビ観戦し「凄かった。KOした左ボディーアッパーは見えんかった」と驚きを隠さなかった。

 自身も1997年に3年ぶりの王座復帰を果たしたシリモンコン戦は決定打が7回の左ボディーアッパー。現役時代に人気を二分した井岡弘樹会長のおいの快挙を素直に喜んだ。

 ▼内藤大助(元WBCフライ級王者) キャリアから見ても厳しい闘いになると思っていた。まさかこうなるとは。ハート、度胸が凄い。最後のボディーは素晴らしいの一言。あれは打てないですよ。

 ▼鬼塚勝也氏(元世界スーパーフライ級王者) 7戦目なのに落ち着いていた。テクニックのあるチャンピオンにテクニックで負けていなかった。研究して、サウスポー対策をした自信が出ていた。最後のボディーはたまたまじゃない。

 ▼名城信男(プロ8戦目で世界奪取の前WBAスーパーフライ級王者)本当に素晴らしい試合でした。7戦目とは思えない落ち着きと自信に満ちたボクシングでした。強いオーレドンに勝ったので本当に素晴らしい。記録を更新されたとか関係なく称えたい。僕も一緒に勝っていればよかったんですが…。

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2011年2月12日のニュース