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才能見抜いた具志堅氏「150年に1人の逸材」

[ 2011年2月12日 06:00 ]

井岡一翔、4歳のころ自宅で

WBC世界ミニマム級タイトルマッチ12回戦

(2月11日 神戸ワールド記念ホール)
 【井岡一翔(いおか・かずと)アラカルト】

 ☆生まれ 1989年(平元)3月24日、大阪府堺市生まれの21歳。

 ☆アマ経歴 中学から叔父・弘樹氏が在籍するグリーンツダジムで競技を開始。興国高で選抜、総体、国体の3タイトルを2、3年時に全て獲得して6冠達成。東農大では北京五輪出場を目指すも07年全日本選手権決勝で敗れた。戦績は95勝(64KO・RSC)10敗。

 ☆プロ経歴 09年1月にプロテスト合格。同4月にプロデビュー。昨年10月の日本ライトフライ級王座決定戦で10回TKO勝ちし、無傷の6連勝でタイトルを初獲得。戦績は7勝(5KO)。

 ☆野球少年 小学生の頃は少年野球チームに所属し、内野手。

 ☆天才 大阪・興国高時代の試合を見た、元WBA世界ジュニアフライ級王者の具志堅用高氏は「150年に1人の逸材」と高く評価。

 ☆目立ちたがり? デビュー戦は試合前に美容室へ行き髪を井岡会長と同じ金髪に染めた。「格好から入れば気が引き締まる。変な試合はできない」。

 ☆バイト レストラン「さと」の食材製造工場(大阪府堺市)で働いた。デビュー当時は週5日、1日5時間で時給は750円。井岡会長も現役時代はバイトと競技を両立。

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2011年2月12日のニュース