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ジョー樋口さん 肺腺がんのため死去

[ 2010年11月9日 06:00 ]

死去したジョー樋口氏

 元全日本プロレスレフェリーでノア監査役のジョー樋口(じょー・ひぐち、本名・樋口寛治=ひぐち・かんじ)氏が8日午前5時38分、肺腺がんのため、都内の病院で死去した。81歳。

 樋口氏は横浜市出身。元プロレスラーで引退後はジャイアント馬場さん(故人)とともに全日本プロレスの旗揚げに参加。名レフェリーとして人気を博した。97年にレフェリーを引退。三沢光晴社長(故人)に誘われ、ノアの旗揚げにも参加。GHCタイトル管理委員長などを務めた。
 03年12月11日の力道山追悼大会(後楽園ホール)で特別レフェリーを務めたのが最後のリング。公の場に姿を見せたのは今年8月28日のGHCジュニアヘビー級タッグ選手権(後楽園ホール)が最後。9月上旬から都内の病院に入院していた。
 通夜、葬儀・告別式は親族のみで行う。ノアでは追悼式を行う方向で検討している。
 ▼田上明ノア社長 ジョー樋口さんは日本のプロレス界に多大な功績を残しました。ノア創立時から監査役としてご尽力いただき、また、GHCタイトル管理委員長としてリング下から数々の選手権を厳しいまなざしで見つめていただいた。これからも厳しい目で天国から見守ってください。

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2010年11月9日のニュース