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三沢さん死亡で…自民とプロレス団体が意見交換

[ 2009年6月18日 12:19 ]

三沢光晴さんの事故死を受け、再発防止策などを話し合う馳浩・自民党文科部会長(左)と、全日本プロレスの武藤敬司社長(中央)ら

 2代目タイガーマスクとして活躍した人気プロレスラー三沢光晴さん(46)が試合中に頭を強打して死亡した事故を受け、自民党文部科学部会・文教制度調査会の合同会議は18日、党本部に三沢さんの所属団体関係者らを招き、再発防止策や選手の健康管理について意見交換した。

 三沢さんが所属していたプロレスリング・ノアの仲田龍取締役総括本部長や全日本プロレスの武藤敬司社長、新日本プロレスの菅林直樹社長らが出席。元プロレスラーで同部会長の馳浩衆院議員が「6月18日は三沢選手が生きていれば47歳の誕生日。あらためてお悔やみする」とあいさつした。議員らからは「プロレス業界として統一した協会がない。今後、どうするのか」などの意見が出た。
 仲田総括本部長は終了後「レフェリーや対戦相手は、戦いながら相手の状況を観察してもらう技術を身に付けてほしい」と再発防止を強調。武藤社長も「統一的な機構ができるかどうか考えたい」と話した。
 三沢さんは13日夜、広島市での試合中に相手選手がかけた技で頭から落ち、搬送先の病院で死亡が確認された。

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2009年6月18日のニュース