成瀬國晴選 タイガース川柳大賞

◆成瀬 國晴(なるせ・くにはる)
1936年大阪市生まれ。イラストレーターとして、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、商業デザインなど幅広い分野で活躍。レポーター、番組司会者、コメンテーターとしての顔も持つ。 日本漫画家協会会員。大阪府知事文化功労者表彰。第24回上方お笑い大賞審査員特別賞受賞。2007年大阪市市民表彰(文化功労者部門)、関西ディレクター大賞・特別賞受賞。
成瀬國晴HP【naasanillust.mond.jp

2018年3・4月第1週

[ 2018年4月4日 17:04 ]

<週間賞>

勝ち贈る 一番星の 闘将へ(東京都江東区・長峯雄平)

<佳作>

桜舞う 福を留めて 初勝利(京都府京丹後市・金森恵里)

幕が開き 始まるトラの 物語(福島県いわき市・堀卓)

夜桜で 解消できる 程の敗け(兵庫県猪名川町・藤田恵子)

しゅびもいい だげきもいいぞ とうしゅもね(愛知県豊橋市・高橋記史)

 【講評】選考委員長・成瀬國晴(イラストレーター)

 「挑む」から「執念」へ旗印を変えて敵地で1勝2敗。

 阪神タイガースの元監督星野仙一さんのお別れ会で金本監督は弔辞のなかで「優勝」を涙で誓った。

 今季「タイガース川柳」の快打は、夜空に輝く闘将への献句を詠んだ長峯雄平さん。

 その勝利の導火線に火をつけたのは、中日時代の教え子、福留選手の第1戦2回表に放ったソロホームランだ。金森恵里さんの恩返し句をいただいた。

 新しい戦力が増え、これからのトラ・ドラマが楽しみと詠む堀卓さんは東北地方からの投句だ。

 対巨人戦の2敗は夜桜見物で忘れられるほどのものと、さすが長年の阪神ファン、藤田恵子さん。

 守備もいい、打撃もいい、投手もいいと最年少投句者8歳の高橋記史くんが今年の阪神タイガースの優勝を予見してくれていると思う。

 宮崎市の荘子隆さん、横浜市の川村均さん、静岡県の柳谷益弘さん、青森県の山口和也さん、桑名市の中島康博さん、次回を楽しみにしています。

 ▽応募方法 〒530―8278 スポーツニッポン新聞社報道部「タイガース川柳」係。メールの場合yakyuu−o@sponichi.co.jp、ファクスの場合は(電)06(6346)8574まで。〒住所、氏名、年齢を記入のこと。次回は4月8日必着。掲載は10日。

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