立教大学【対東大2回戦】新戦力台頭!大勝で勝ち点獲得

対東大2回戦   立大8―1東大 ( 2017年9月10日    神宮 )

左中間を抜ける適時二塁打を放つ飯迫(C)「立教スポーツ」編集部
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 立大が大勝で開幕カードの勝ち点奪取を決めた。打線は初回から東大先発・宮台(4年=湘南)を攻め込む。飯迫(社3=神戸国際大附)に適時打が飛び出すなど3点を先制。2回にも相手の失策が絡み、3点を加えて序盤で試合を決定づけた。先発のマウンドに上がった手塚(コ2=福島)は6回2安打無失点と完璧な投球を披露。7回以降は比屋根(営1=興南)、橋本(済3=大分上野丘)の盤石な継投リレーで試合を締めた。

 手塚らしいクレバーな投球であった。ブルペンで直球のキレが良くないと判断。「真っすぐで押せればベストですが、それができない時は打たせて取った方が楽な投球になる」。本来は見せ球であるカーブ主体の投球で打者を手玉に取った。6回までに投じたのはわずか63球。狙い通りの省エネ投法で打者を封じ込めていった。

 打線も大量得点で手塚を援護した。初回、今季から2番に据わる峯本(コ3=大阪桐蔭)が初戦に続きヒットで先陣を切る。昨日猛打賞の「攻撃型2番」はこの日もマルチ安打を記録。いずれもレフト方向へと強い打球を飛ばし、好調ぶりを見せつけた。さらに飯迫が初回に右前適時打を放つと、5回にも左中間を切り裂く適時二塁打。昨日の笠松(コ4=大阪桐蔭)に続き、この日は山根(営4=浦和学院)が死球で途中交代。主軸の2人が離脱する中、強打の3年生コンビが打線をけん引した。

 溝口監督(90年度卒=湘南)は完封ペースの手塚を6回で降ろし、終盤は継投策に打って出る。7回からマウンドに上がったのは変則トルネードの比屋根。「春以来、久しぶりの登板だったので緊張した」と振り返ったが、今秋に向けて制度を高めたスライダーを中心に、丁寧な投球で2回を無失点に抑えた。そして9回からは橋本がリーグ戦初登板を果たす。身長183センチの長身右腕は、本塁打は浴びたものの最速146キロの直球で打者と真っ向勝負。両投手ともに、今秋投手陣を助ける存在となることを印象付けた。

 打っても新戦力が存在感を示した。5回に種田(営3=大垣日大)が3年目にしてリーグ戦初安打を放つと、9回には代打で登場した林中(コ1=敦賀気比)がこちらも初安打となるレフト超え二塁打を記録した。高校2年次春のセンバツを制し、U18日本代表で主力として活躍した期待のルーキー。「空振りしたときに足が震えていたのが分かった」というほどの緊張感の中でも1打席で結果を残した。首脳陣も今後、左投手に対する代打の切り札として起用していくことを明言している。

 王者として臨んだ開幕カードで上々の滑り出しを見せた立大。「この結果に慢心せず、2週間後が開幕だと思ってやっていこう」。指揮官は気を引き締める。連覇へ向け、楽に勝てる戦いは一つもないだろう。目の前の一戦一戦を見据え、「戮力同心」の力で突き進んだ先に連覇の道は見えてくるはずだ。(「立教スポーツ」編集部・渡邉紘也)

[ 2017年9月12日 06:30 ]

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