法政大学【六大学戦力分析企画】投手分析「進化が絶対条件」

法政大学・戦力分析企画

菅野秀哉と共に法政投手陣を支える熊谷拓也（Ｃ）スポーツ法政新聞会
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　◎投手分析

　昨季はリーグ５位の防御率に終わった法大投手陣。先発投手が試合を作るも試合終盤にリリーフ投手が踏ん張れないという試合が目立った。優勝には投手陣の復興が急がれる。

　先発の柱となるのは熊谷拓也(キャ４＝平塚学園)だ。本来の投球ができずわずか１勝、防御率５．７０に終わった昨季。持ち味の速球と変化球を武器にラストイヤーの今季こそ法大のエースを目指す。

　昨季の開幕投手を務め、昨年５勝をあげた菅野秀哉(キャ３＝小高工)や、１９５センチメートルの長身から投げ下ろし昨秋優勝の新人戦でも好投を見せた内沢航大(キャ２＝八戸工大一)も熾烈な先発投手争いに参戦する。課題となるリリーフ投手たちも、新井悠太朗(営２＝折尾愛真)を筆頭に若い力がブルペンからチームを支える。

　悔し涙はもういらない。覇権奪取のためには反省を生かした投手陣の進化が絶対条件だ。