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巨人3、4月

原・巨人に「V10」厳命!キーマンに「由伸」指名

渡辺巨人軍会長(中央)に握手を求められ、笑顔を見せる高橋(左)
Photo By 代表撮影

 連覇の鍵はヨシノブだ。読売巨人軍激励会、第18回燦燦(さんさん)会総会が23日、都内のホテルで行われ、渡辺恒雄球団会長(83)が高橋由伸外野手(34)を今季のキーマンに指名した。26日の開幕・ヤクルト戦(東京ドーム)では「8番・一塁」でスタメン出場が決定的。渡辺会長から10連覇を厳命された原辰徳監督(51)も天才打者が復活した新打線に自信を見せ、日本一連覇を宣言した。

 珍しい光景だった。あいさつのために登壇した渡辺球団会長は、原監督の前を通り過ぎると、満面の笑みで高橋の前に歩み寄り握手を求めた。最初は驚いた表情を見せた高橋も笑顔でガッチリと握手。その瞬間、会場を埋めた約1200人の財界関係者からは一斉に拍手が起こった。

 「高橋由伸が帰ってくるのはいいニュースだ。長い間のけがからというか、腰痛の手術から復帰して、20日の試合で2ホームランや(3戦)連続ホームランとか、ボコボコ打ってくれた。打率が・469というんだから、前選手会長(実際は阿部)として立派な成績」と今季のキーマンに高橋を指名。一選手のオープン戦での結果や打率を事細かに記憶していることが、何よりも期待の大きさを示していた。

 高橋は97年に逆指名で巨人に入団。新人の98年から11年連続で開幕スタメンを張るなど常に生え抜きのスターとして巨人を引っ張ってきた。しかし昨季は持病の腰痛に悩まされ、プロ入り初の開幕2軍スタート。1軍出場はわずか1打席で、9月中旬に患部を手術。渡辺会長も将来の幹部候補生として期待を懸けてきただけに今季の完全復活を何より喜んだ。

 キャンプを順調に消化した高橋はオープン戦中盤から打撃成績も急上昇。21日の横浜戦(東京ドーム)で2試合連続本塁打を放った際は「結果が良過ぎるので、良過ぎても悪くても不安になる」と話していたが、22日にオープン戦を終えると「1つずつ目標をクリアできた。楽しみや自信も少しずつ出てきた」と言葉に力を込めた。

 「開幕はベストの状態の選手を連ねる。私の中で迷いはない」。天才打者の復活に原監督も26日のヤクルトとの開幕戦(東京ドーム)には「8番・一塁」でスタメン起用する方針を固めている。

 渡辺会長はあいさつの中で、昨年の民主党による事業仕分けで蓮舫議員の「2位じゃダメなんでしょうか?」という発言を引き合いに出し「原監督の名監督ぶりは去年開花した。巨人は2位じゃいかん。1位じゃないといかん!これは巨人に与えられた宿命。川上監督を超えるにはあと9連覇しないと」と日本一10連覇を厳命した。

 「目標はもちろん日本一。昨年の日本一にあぐらをかくことなく、一致団結して戦っていく」と原監督。リーグV4、そしてその先の日本一連覇へ、今年は帰ってきた背番号24がチームを力強くけん引する。

 <開幕戦に強い由伸>高橋(巨)は入団1年目の98年から08年まで11年連続で開幕戦に出場。開幕戦の通算成績は打率・386(44打数17安打)、5本塁打、12打点をマークし、99年の阪神戦では77、78年王以来チーム2人目の満塁弾。07年の横浜戦では62年衆樹(阪急)以来史上2人目となるプレーボール本塁打(初回表初球先頭打者本塁打)も放つなど華々しい活躍を見せている。

 <100万円チャンピオンリング贈呈>長嶋終身名誉監督らが見守る中、09年の日本一を記念したチャンピオンリングが滝鼻球団オーナーから贈呈された。ダイヤモンドとチームカラーをイメージしたオレンジサファイアがあしらわれ、背番号、選手名が刻まれたリングは原監督、コーチ、選手44人に贈られた。滝鼻オーナーは「昨年ペナントレースを勝ち抜き、CSを突破して日本ハムを破った証」と紹介。球団関係者は「(約100万円だった)WBCのチャンピオンリングとほぼ同仕様」と説明。記念リングの作製は65年と原監督が新人だった81年の日本一以来となった。

 ▼燦燦会 財界関係者による巨人の応援組織。93年1月の第2次長嶋政権誕生に伴い発足し、長嶋氏の当時の背番号「33」から命名。監督を退任した01年に解散説が持ち上がったが、長嶋氏の強い要望で存続が決まった。毎年開幕前に総会が開かれ、監督あいさつ、新入団選手紹介などが行われる。今年で18回目。会長は山口信夫・旭化成代表取締役会長。

 

 ▼主な出席者 長嶋茂雄終身名誉監督、渡辺恒雄読売新聞グループ本社代表取締役会長・主筆(球団会長)、滝鼻卓雄球団オーナー、山口信夫旭化成代表取締役会長(燦燦会会長)、氏家斉一郎日本テレビ放送網代表取締役会長(順不同)

[ 2010年03月24日 21:32]

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