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横浜のイチロー、乙坂4安打5打点で4強!

<横浜・桐蔭>9回2死満塁、走者一掃の中越え三塁打を放つ横浜・乙坂
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 【神奈川・横浜6―2桐蔭学園】ノーシードという言葉にだまされてはいけない。やはり来た。横浜が第2シードの桐蔭学園を逆転で撃破。激戦区で2年ぶり4強に名乗りを上げた。

 主役は2年生の乙坂(おとさか)だった。4安打5打点の7番打者は「自分は脇役なので楽な気持ちで打った。(先発の)斎藤が頑張っていたので助けてあげたかった」と謙虚だったが試合では派手に暴れ回った。2点を追う6回2死一、二塁から左中間へ同点二塁打。1点リードの9回2死満塁でダメ押しの走者一掃右越え三塁打。昨秋神奈川大会初戦で敗れたライバルにリベンジした。

 米国人の父譲りの甘いマスクで50メートルは5秒9。すらりとした体格で、左打席から広角に安打を量産する姿はまるでイチローだ。「似ていると言われたことはあります」とはにかんだ横浜のイチローは福井生まれだが、幼少時を米カンザスシティーで過ごした。小学校から本格的に野球を始めて、中学時代は中本牧シニアで全国3位にも輝いた。名門校で1年秋からベンチ入りを果たしたが、走塁で暴走するなど個人プレーも目立った。それが今春大会は1番打者として好機に凡退。「自分は脇役だと気づいた。大きいのはいらない。長打より単打が格好いい」と意識を変えた。今夏は打順も7番に下がってさらに余分な力みは抜けた。

 かつての松坂のような中心選手はいない。今チームを「平成最弱」と評していた渡辺監督だったが、4強進出に「派手さはないけど、目に見えない成長を感じている」。名将の視界には2年ぶりの甲子園がくっきりと見えてきた。

 ◆乙坂・ルーセロ・智・ニコラス(おとさか・るーせろ・とも・にこらす)1994年(平6)1月6日、福井県生まれの16歳。上郷南小1年時にオール上郷で野球を始め、外野手、捕手。庄戸中では中本牧シニアに所属して中3時に全国3位。横浜1年秋からベンチ入り。50メートル5秒9、遠投95メートル。家族は両親、兄。1メートル83、75キロ。右投げ左打ち。

[ 2010年07月26日 00:37]

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