30歳の広島・中崎 秋季キャンプで4日連続ブルペン投球 再現性高めるをテーマに「オフへの土台を」

[ 2022年11月12日 07:30 ]

4日連続でブルペン投球する中崎(撮影・河合 洋介)
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 広島・中崎が日南秋季キャンプ初日から4日連続のブルペン投球を行った。「うまくなるために練習をしているだけ。キャンプも短い。体に問題なければ、(球数を)しっかり投げようと思っていた」。復活に向けて、異例と言える「投げ込みの秋」に励んでいる。

 球数は連日約50球を数え、第1クール最終日のこの日は変化球を多投しながら52球を投じた。今秋のテーマは「再現性を高め、良い球を続けて投げること」に設定。細かく球種を変えながら、納得いく球を確率良く投げられるか確かめている。

 今季は直球が150キロを超えるなど復活を予感させた。しかし、登板28試合で計5敗。「去年より体の動きは良い。少しずつ良い球を再現できているので、その数を増やしたい」と思い描き、今秋の投げ込みを決断した。

 現在30歳で、来季でプロ13年目を迎える。キャンプ参加選手では薮田と並んで投手陣最年長。「今のうちにできることをしっかりとやって、オフへの土台をつくりたい」と第2クール以降も若手以上に投げ込むつもりだ。 (河合 洋介)

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