巨人・堀田 2冠のヤクルト・村上に真っ向勝負で3打数無安打斬り! 自己最長7回2安打1失点

[ 2022年8月5日 20:38 ]

セ・リーグ   巨人ーヤクルト ( 2022年8月5日    神宮 )

<ヤ・巨>4回、ヤクルト打線を封じて笑顔を見せる堀田(撮影・白鳥 佳樹)
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 巨人の堀田賢慎投手(21)が5日のヤクルト戦(神宮)に先発し、7回1失点だった。

 プロ初勝利を挙げた3月31日のヤクルト戦以来の勝利を狙う堀田は、初回をわずか7球で3者凡退。2点リードの2回は、本塁打と打点の2冠独走の村上に対してストレートで空振り三振を奪う完璧な投球。だが、続くサンタナに10球粘られ、11球目のストレートをバックスクリーンに運ばれて1点差に迫られた。

 中村にも8球粘られて四球、オスナに左翼線二塁打、長岡申告敬遠で1死満塁の大ピンチを迎えた。それでも小川を空振り三振、塩見を左飛に仕留め、この回38球を要したが何とか最少失点で切り抜けた。

 大ピンチを切り抜けた堀田はリズムに乗った。3回は青木、山田、村上の強打者たちを二ゴロ、三ゴロ、一ゴロに斬り、4回は2つの三振を奪い、5回も3人で抑えるなど3イニング連続で3者凡退に仕留めた。

 6回も簡単に2死を奪い、迎えた村上との3度目の対決。ストレート2つで追い込んでから5球粘られるも、最後はストレートで詰まらせて右飛と3度目の対決も村上に自分の打撃をさせなかった。

 プロ入り後最長となる7回のマウンドにも上がった堀田は危なげなく3者凡退と、2回以降は一人の走者も許さない完璧な投球だった。7回100球を投げ、2安打6奪三振1失点で2勝目の権利を得て降板した。

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2022年8月5日のニュース