阪神・藤浪　4カ月ぶりの1軍先発へ「久しぶりだからといって、特別な感情はない。やれることをやるだけ」

1軍に合流した藤浪（撮影・北條　貴史）
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　阪神・藤浪が6日の広島戦に予告先発された。1軍での先発は4月8日の同戦以来約4カ月ぶりとなる。この日マツダスタジアムで最終調整した右腕は、「久しぶりだからといって、特別な感情はないですね。やれることをやるだけです」と静かに力を込めた。

　今季は青柳のコロナ感染による離脱で2季連続の開幕投手を務めたが、開幕から3戦勝利なしで再調整を強いられた。5月末にチーム事情で救援要員として再昇格し、5試合の登板で防御率0・00と結果を残していたが、再び先発調整をこなすべく6月13日に登録を抹消されていた。「色んな球種をバランス良く使えているので、投球の幅は広がっていると思います。特別な意識を持つことなく、1イニングでも多く投げられるように頑張りたい」。こだわりを持つ先発で訪れた好機を、逃すつもりはない。