DeNAドラ1小園 2軍戦でプロ初の実戦登板 1回を3者凡退デビュー

[ 2022年8月5日 04:55 ]

イースタン・リーグ   DeNA3-6楽天 ( 2022年8月4日    横須賀 )

イースタン・リーグ楽天戦の7回、プロ初登板で力投する小園(撮影・木村 揚輔)
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 DeNAドラフト1位の新人右腕・小園が、イースタン・リーグ楽天戦(横須賀)でプロ初の実戦登板。5番手で1回を3者凡退に抑えた。

 「初めての経験で、マウンドに上がるまで緊張しました。でも気持ちよく投げることができました」

 3―5の7回に登板。横尾、吉野を右飛、続く沢野を一ゴロに封じわずか11球で打者3人を仕留めた。カーブ、スプリットも投じ最速147キロを計測した。最速152キロの期待の右腕は、2月の春季キャンプで1軍入りしたが、その後、右肘の張りなどを発症。市和歌山3年夏の和歌山大会決勝以来、約1年ぶりの実戦だったが、素質の高さを示した。

 高校でバッテリーを組んだロッテ・松川が1軍で活躍。「いい刺激になるし、自分も頑張りたいと思える。凄くいいライバル」と負けん気もみせた。仁志敏久2軍監督は「まだ成長段階。今後も慎重に」と今後は間隔を空けて登板を重ねる方針を説明。小園も「長い回を投げられる投手になっていきたい」とし「満員のハマスタで投げるのが目標です」と初々しかった。

 ▼DeNA・三浦監督(小園について)試合前だったので、ちょうど見ました。内容よりもまず試合に投げたことがね。次のステージに進んだ。ファームで頑張って1軍に上がってもらいたい。

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2022年8月5日のニュース