ヤクルトに恵みの雨 コロナ禍、夏場の疲労…中日戦中止で訪れた“ひと休み”

[ 2022年8月5日 04:55 ]

クルリンパを披露するつば九郎(撮影・長久保 豊)
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 ヤクルト・高津監督は、4日の中日戦(神宮)が悪天候で中止になったが「総合的にはプラスに捉えている」と前向きだった。3連勝中とチームは上向きな一方で夏場で疲労が蓄積されているのも事実。「日程的に過密になるのは心配だが、体調が万全ではない選手がいる。短い時間だけど(中止を)休養として体調を整えてほしい」と続けた。

 7月は高津監督を含め、山田、石川、塩見など多数の新型コロナウイルス感染者を出した。この日も2日の中日戦でチームトップ7勝を挙げたばかりの高橋が、濃厚接触疑いで出場選手登録を抹消された。1軍合流した42歳の石川についても指揮官は「若くないので状態を見て、次のステップに進みたい」と実戦復帰には慎重を期す構えだ。

 首位を走るとはいえチームは満身創痍(そうい)。指揮官は5日からの巨人3連戦へ「心身ともにいい状態をキープし、挑みたい」と気持ちを切り替えた。(君島 圭介)

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2022年8月5日のニュース