再昇格の阪神・ケラー　復帰戦も快投で10戦連続無失点「戻ってくることができて、うれしい」

セ・リーグ   阪神0－7巨人 （ 2022年8月4日    東京D ）

＜巨・神＞5回、スイングをアピールする3番手登板のケラー（撮影・坂田　高浩）
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　2日に新型コロナウイルス感染から再昇格した阪神・ケラーが、1軍復帰戦を1回零封で飾った。連続無失点を10試合に伸ばした。

　「久しぶりにチームの一員としてマウンドに戻ってくることができて、うれしい」

　5点劣勢の5回に登場。まずは先頭の岡本和をこの日最速の155キロ直球で遊ゴロに仕留めた。続くポランコには四球を与えたが、この試合で先制打を放っていた中田は直球で詰まらせ中飛に料理。最後は3月31日の2軍降格後に習得したフォークで大城を空振り三振に斬った。コロナ離脱前と変わらぬパフォーマンスを継続した。

　「これからもチームに貢献できるよう、しっかりと準備していきたい」。開幕時は守護神を務めた右腕。勝ちパターン返り咲きを目指し、アピールを続ける。