長嶋茂雄氏 中田弾に「力感のないスイング」と絶賛 ヤクルトと10差も「過去にも成し遂げてきた」

[ 2022年6月23日 21:57 ]

セ・リーグ   巨人5―7DeNA ( 2022年6月23日    東京D )

<巨・D>観戦する長嶋茂雄終身名誉監督(撮影・島崎忠彦)
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 巨人の長嶋茂雄終身名誉監督(86)が23日のDeNA戦を東京ドームで観戦。試合は5─7で敗れたが、2-7の6回に代打出場し反撃の6号2ランを放った中田翔内野手(33)に球団を通じてコメントを寄せた。

 「(中田の本塁打は)力感がないスイングでナイスバッティングでしたね。逆方向にも飛距離が出るバッターですからいいきっかけになるといいですね」と絶賛した。今月12日に昨年に続き、中田に打撃指導を行った長嶋氏。中田も「バットの握り方であったり、7割くらいで振るとか、いろいろアドバイスをもらった」と話していたが、その効果がさっそく出た一発だった。

 また、首位のヤクルトとは23日終了時点で今季最大の10ゲーム差となったことには「ジャイアンツはヤクルトを追う展開ですが、まだシーズン半ばです。これから先、ひと山もふた山もあるでしょう。過去にもジャイアンツはメークドラマ、メークレジェンドを成し遂げてきました。これからの巨人軍の戦いに期待しています」とした。長嶋氏が巨人監督時代の1996年に広島との最大11・5ゲーム差を跳ね返して優勝した「メークドラマ」、さらに原監督政権下での2008年に阪神との13ゲーム差を跳ね返した「メークレジェンド」を引き合いに、反攻を期待していた。

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