元虎風荘寮長の梅本さん、日本ハム・新庄監督との再会に感激「今や日本でナンバーワン」

[ 2022年6月3日 17:06 ]

<神・日> 梅本正之氏(左)や亀山つとむ氏との再会を喜ぶ新庄監督(撮影・大森 寛明)
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 阪神の選手寮「虎風荘」の寮長を長年務めた梅本正之さん(85)が3日、甲子園球場で教え子の日本ハム・新庄剛志監督(50)と再会した。試合前練習中、スタンドから呼びかけ、バックネット越しに会話。新庄監督から帽子やリストバンドなどBIGBOSSグッズをプレゼントされた。

 昨年3月、テレビ番組の取材でリモートで会話して以来の再会に梅本さんは「立派になった。素晴らしい。今や日本でナンバーワンや。采配がどうかは分からんが、岸田首相よりも人気があるんじゃないか。自慢の教え子だよ」と話した。

 新庄監督が高校を出て阪神入りした1990年当時、虎風荘で寮長を務めていた。「オレも指導したが、中村(勝広)監督もずいぶん仕込んでいたよ。カツ(中村監督)が生きていたら、どんなに喜んだことか」。中村勝広氏は阪神ゼネラルマネジャー(GM)を務めていた2015年、66歳で他界している。

 同じくネット裏スタンドには亀山努氏(52=スポニチ本紙評論家)もいた。梅本さんは「まさか、こんな日が来るとは思ってもいなかった。今日は楽しい。最高の気分だ」と笑みを浮かべていた。(内田 雅也)

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