試合後退場も“井口監督株”上昇?ネット「選手を守った」 白井審判にも注目「マーティンなだめてて笑」

[ 2022年5月14日 18:50 ]

パ・リーグ   ロッテ0―1オリックス ( 2022年5月14日    京セラドーム )

<オ・ロ>試合終了後、福家球審(手前左)への侮辱的な発言で退場となる井口監督。右手前はマーティン(右)をなだめる白井塁審(撮影・北條 貴史)
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 ロッテの井口資仁監督(47)が、9回2死一、二塁の場面でエチェバリアの見逃し三振の判定に抗議。試合終了後の審判へ侮辱的な発言で退場処分を受けると、ネット上では「選手を守るため矢面に立った感ある」「あれで明日以降チームの士気が上がるかも」と監督の抗議を“擁護”する声が上がった。

 この日の審判団は球審が福家審判員、一塁が白井審判員、二塁が吉本審判員(責任審判)、三塁が嶋田審判員。京セラドームでは今年の4月24日の試合で、先発登板した佐々木朗が見せた判定に不服そうな態度から球審だった白井審判員にマウンドに詰め寄られ、物議を呼んでいた。

 井口監督はエチェバリアの7球目、フルカウントから外角低めのボールがストライクと判定され試合終了となると、怒りの収まらないエチェバリアの前に出て主審に抗議。最後は井口監督が指を指しながら発した言葉が“侮辱的”と判断され退場処分となった。

 この後味の悪い敗戦にネット上では「あれは完全にボール球だった。誤審判定VRするようになればいいのに」「これだけ遺恨を残すならストライクゾーン判定に機械を導入すべきタイミングでは無いですかね」「審判もミスあるのは分かってるんだし、そこはミス認めて謝ってほしい」「オリ党ですが最後のボールは直後満塁かと思う一球でしこりのこる勝利になってしまいました」と判定について様々意見が飛び交った。

 試合後にはYAHOO!リアルタイム検索で「井口監督」がトレンド入するなど、この判定について議論が白熱。退場となった井口監督については「井口監督の退場って珍しいな」「まーた審判に振り回されたのか…井口監督ドンマイです」「井口監督の支持やチームの士気が上がった感ある。負けて勝つという事になるかもしれん」「井口監督も選手を守るためにあえて退場になる道を選んだのかもしれませんね。怒っているようで、意外と冷静かもしれません」「選手を守るため矢面に立った感ある。理不尽だけど仕方ない」と批判よりも抗議を“支持する”声が多く上がった。

 なかには「井口監督を止めたの白井塁審って聞いて、ちょっと笑ってしまった」「白井塁審が止めるとかw」「因縁ある白井塁審が激怒するマーティンなだめててワロタ」と一塁塁審の白井審判がロッテベンチの怒りをなだめるシーンに注目するファンの声もあった。

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