巨人・大勢 15戦目でプロ初救援失敗 「いろんな意味で勉強よ」原監督は新人守護神かばう

[ 2022年5月9日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人3―4ヤクルト ( 2022年5月8日    東京D )

<巨・ヤ>9回、山崎に逆転打を浴びうなだれる大勢(撮影・村上 大輔)
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 ゴールデンウイークは1勝8敗。今季ワーストタイとなる4連敗で3位に転落した巨人・原監督は「ちょっと勢いがありましたね。ヤクルトがね」と振り返った。

 新人守護神・大勢が、プロ15試合目で初めて救援に失敗した。1点リードの9回に登板。1死後に全て直球を捉えられ3連打を浴び、逆転を許した。指揮官は「ちょっと単調になったというところはあるかもしれないね。いろんな意味で勉強よ。次につなげることが大事」とかばった。

 ただ、この9試合は62失点で、投手陣は1試合平均5・4個の49四死球。1点差に迫られた7回の失点は、3番手の今村が3四死球で招いたピンチからだった。原監督は「いやあ、もうフォローができねえな。もう、戦わずしてというところにね」と苦言を呈した。

 桑田投手チーフコーチは初黒星を喫した大勢をかばい「この1敗を何勝にも変えてくれると思う。そこに期待したい」と話した。(川島 毅洋)

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2022年5月9日のニュース