ソフトバンク・ドミニカン育成トリオが入団会見 絶口調シモン「スーパースターになりたい」

[ 2022年3月20日 10:56 ]

<ソフトバンク入団会見>入団会見を終えポーズする育成の(左から)フェリックス、ヘラルディーノ、シモン(球団提供)
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 ドミニカントリオが、筑後から序章を刻むジャパニーズドリームを語った。ソフトバンクは20日、マイロン・フェリックス投手(22)、フランケリー・ヘラルディーノ内野手(17)、マルコ・シモン外野手(17)の入団会見をペイペイドーム内で行った。

 3選手ともにドミニカ共和国出身で、16日に初来日した。フェリックス、ヘラルディーノともに日本の印象を「きれいな国」とかぶせ気味の返答に対し、コメント力で差を付けたのがシモンだった。 「日本の方はちゃんとしている方が多い。来て、確認できました。みんなしっかりしています」と、日本人に受けがいいヨイショから入った。

 フェリックスは1メートル90の長身から投じる150キロ超の直球が売り。「スライダーとチェンジアップを投げるので、カットボールを日本で習得したいですね」と意欲的だった。両打ちのヘラルディーノは「守備と左打席と、足がアピールポイント」と売り込んだ。一方でシモンの夢は、大きい。「将来的にスーパースターになれるように頑張ります。うまくなって、チームの勝ちに貢献したい。将来的にはスーパースターに」と2度もスーパースターをかぶせてきた。

 育成選手契約として筑後ファーム施設で鍛錬しながら日本文化を学ぶ。フェリックス、ヘラルディーノは支配下選手登録を念頭に置くが、シモンの支配下設定は誰よりも早い。「今年中に育成を外したい」。カリブ海に浮かぶ「バシカ・KM・59」という学校を卒業した17歳シモンの“絶口調”ぶりは、まずは2選手をリードしていた。

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2022年3月20日のニュース