西武・若林「1番・中堅」起用も 辻監督が1軍昇格示唆

[ 2022年3月8日 05:00 ]

西武・若林
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 西武がここまで固定できていない「1番」と「中堅」が開幕までに一気に解決する可能性が出てきた。辻監督は2月20日の阪神との2軍練習試合で左膝前十字じん帯損傷から実戦復帰した若林について「順調にきている。そのうち上に呼んでどんなものか見る。普通にやっていたからそんなに心配ない」と1軍昇格を示唆した。

 指揮官はここまでの対外試合で1番打者に、打席を稼ぐためだった源田、外崎を含めて計6選手を起用。中堅は金子、岸、愛斗、鈴木の4選手を試してきたが、絶対的な存在はいない。

 「1番・中堅」として期待される2年目の若林は、6日の春季教育リーグ・DeNA戦で先頭打者本塁打。2軍で調整を続ける若林は「身体の調子自体は戻ってきていい感じです。マイナスからのスタートということを認識し、しっかり結果を出していきたい。1軍に行っても、活躍できないと全く意味がない」と見据えた。

 昨年は新人ながら5月末の離脱まで44試合で20盗塁をマークした快足が武器。「自分に点数をつけるとしたら(走塁、打撃、守備いずれも)50点くらい。ちょっとずつ上がってきているとは思う。(打順と守備位置は)どこでも期待に応えることができるようにやっていきたい」と意気込んだ。(神田 佑)

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2022年3月8日のニュース