楽天・松井裕樹が自主トレ公開「今年は優勝」「60試合で防御率0点台。チームのため回またぎも」 

[ 2022年1月23日 11:38 ]

キャッチボールする松井裕(撮影・島崎忠彦)
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 楽天の守護神・松井裕樹投手(26)が23日、仙台市の楽天生命パーク内で自主トレを公開後、オンラインで取材に応じた。この日はアップ、キャッチボールを終えると、室内ブルペンで捕手を座らせ、約10球を投げ込んだ。

 昨季は8月初旬に右太腿痛で戦線離脱し、43試合で24セーブにとどまった。だからこそ今月6日から田中将と行っている自主トレでは、年間を通じ故障しない体づくりをテーマに挙げている。「朝起きてから、きょうはどんな状態かと把握している。しっかり整える練習をしています」

 悔しさは絶対忘れない。約3カ月ぶりの1軍登板となった11月6日、ロッテとのCSファーストステージ第1戦では1点リードの8回2死からエチェバリアに同点ソロを被弾。チームもサヨナラ負けを喫した。「最後のCSで悔しさをしっり持つことが出来た。その思いを忘れずに」と話すと、今季の目標に「優勝しかない。最後はみんなで笑って終わりたい」と高らかに宣言。延長12回制が2年ぶりに復活する見込みとあり、個人的には「(年間)60試合は投げて防御率は0点台に抑えたい。延長もあるのでチームのため、イニングまたぎだったり、連投だったり…。毎日投げたいタイプですから」と、68試合で38セーブを挙げリーグセーブ王に輝いた19年以来のフル回転へ意気込んだ。

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2022年1月23日のニュース